体験談

片道5時間を乗り越えて結婚!遠距離恋愛で大切なのは気持ちの持ちよう?

管理人の一言
同じ道内なのに、片道5時間!!それを乗り越えて結婚できたのは気持ちの持ちようが大切だったようです。

今から15年ほど前、同じ北海道内ではありますが遠距離恋愛を経験しました。

私は札幌、そして彼も札幌出身ですが、仕事の関係で道東の根室に期間限定で転勤することが決まったのです。北海道はとてつもなく広いのです。また交通網が発達しておらず、札幌と根室の間は車でおよそ片道5時間かかります。

JRや夜間バスなどもありますが同じぐらいの時間がかかり、いっそのこと東京や大阪など本州の方が距離的には長くても、時間的には短く会いに行けることができるのです。

しかも私はペーパードライバーで、車を運転することができませんでした。彼に会いに行く時は決まって、休みの前日に夜行バスを使って会いに行っていました。

彼も月に1回ぐらいは札幌に戻って来ていたのですが、往復で10時間車を運転することになるので、あまりむやみに帰ってきてと言うこともできませんでした。会うだけで体力をとても使う、そんな遠距離恋愛でした。

期間限定とはいえ、その期間ははっきりとは設けられていませんでした。およそ2年。早くなる可能性もあれば、4~5年と延長する場合もあります。

先が見えない遠距離恋愛でしたが、不思議と寂しい気持ちはありませんでした。なぜなら「今度札幌に戻ってきた時は結婚しよう」と約束を交わしていたからです。

またちょうどお互い仕事がのりに乗っていた時なので、遠距離恋愛のタイミングとしてはとても良かったと思います。

シフトを調節して、あらかじめ月初めには会う日が決められていたので、それ以外の日はお互いの仕事やプライベートの時間を優先することができました。もしこれが近くに彼氏がいる状態であれば、「今日は彼氏から連絡が来るかな?」「他の友達からの誘いはどうしようかな?」と考えたりしたと思います。

「遠距離になってメリハリがあっていいね」と彼に言ったことがあります。彼は私に気を使ってか「そうだね」とはっきりとは言いませんでしたが、おそらく同じ気持ちでいたと思います。

特に男の人の方が、自分の時間を持ちたいと思う気持ちが強いと思うので、とても過ごしやすい2年間だったのではないでしょうか。

当時まだ LINE のようなツールはなかったので、一日に一回ショートメールでその日あった出来事を報告し合うのが日課でした。お互い長電話が苦手だったので、メールで済ませることが多かったです。

さすがにあった日の帰り道は寂しい気持ちに毎回なっていました。根室から札幌に向かうバスターミナルで、いつまでも彼が手を振って見送っているのを見ると、涙が出そうになる時もありました。

「一か月後には会える」「そしていつかは結婚するんだ」と思う気持ちが自分を奮い立たせてくれました。

その二年後、彼の転勤が解ける日が来ました。

札幌に戻って来る日が決まったので、この時を逃してはいけないと札幌市内で二人で住む家を探し、両親に挨拶に行き、入籍を済ませました。とんとん拍子で結婚まで進んだ感じです。そうです、その時の彼が今の旦那さんです。

実際に結婚前に付き合っていた年数は3年ぐらいですが、遠距離恋愛で月に一回しか会えない期間を考慮すると、あまり彼のことを深く知らないまま結婚に至ったと思います。だからこそ結婚してから新しい一面などが見れて、とても楽しい日々でした。

今でも家族で旅行に行った帰りに、ふと思う時があります。 「帰る家は一緒なんだね」

当たり前のことですが、こんな当たり前のことが私には幸せでならないのです。

遠距離恋愛だと相手の気持ちが見えなくて不安であったり、浮気などの心配をする人もいることでしょう。ただ「見えないからこそいい」「会えない時間は割り切ろう」と思う気持ちさえあれば、意外に気楽なものだと思います。彼氏との仲は会う回数に比例しない。これが私が遠距離恋愛で学んだことでした。